特別展「食玩10周年展」開催 9/5(土)~11/15(日)
1999年9月に発売された 「チョコエッグ日本の動物シリーズ」はそれまでのこども向けのお菓子のオマケとは一線を画する「食玩」 という新たなジャンルを生み出しました。お菓子のオマケでありながらその精巧な作りと美しい彩色のフィギュアは大人を中心に 「食玩ブーム」を巻き起こし、その後のフィギュアシーンを大きく変えてゆくことになります。 本特別展では食玩の誕生からその進化、そして食玩ブームの終焉までを話題となったフィギュアの数々で振り返ります。
○食玩の誕生
1999年の9月に発売された 「チョコエッグ日本の動物シリーズ」は大人を中心に支持を受け、大ヒットを記録します。このヒットにより、「おまけフィギュア」 というジャンルに一躍注目が集まり、それまで業界用語として用いられるにすぎなかった「食玩」 という言葉が一般的にも用いられるようになります。また、 その意味合いも単なるおまけ付お菓子からハイクオリティなおまけフィギュアが付いた菓子またはフィギュア自体を指すものと変容してゆきます。 この「チョコエッグ」の発売以後、数々の「食玩」がリリースされてゆくことになります。


○食玩ブームの到来
「チョコエッグ日本の動物シリーズ」のヒットにより、各社から様々な食玩が次々と発売されるようになります。 そのような中、海洋堂は動物、恐竜、妖怪、戦車など既存のキャラクターに頼らない、 いわゆるノンキャラもののフィギュアを多くリリースします。今までになかったものを生み出したい、 これまで誰も見たことのない景色を創造しようという「一大革命」ともいえるこの試みは今までに食玩のことを知らなかった人々をも巻き込み 「食玩ブーム」を巻き起こします。当時発売され話題となったフィギュアをご紹介します。





○キャンペーンフィギュア
食玩がブームとなり、多くの人の支持を受けるようになると、 フィギュアはお菓子のオマケだけではなくコンビニの飲料、雑誌などのおまけとしても製作されるようになります。 コンビニの飲料のキャンペーンは飲料の販促という目的以外にも映画やイベントの宣伝、告知の役割をになう「メディア」 としても機能してゆきます。当時リリースされたキャンペーンフィギュアをご紹介します。



○カプセルフィギュア
カプセルフィギュアはガチャポン、ガチャガチャなどと呼ばれるフィギュアのことです。 お菓子のおまけではありませんが食玩ブームの際には多くのキャラクターのフィギュアがリリースされました。特に、 海洋堂はシチュエーションを切り取って見せる「ヴィネット」形式の作品を多くリリースしています。「ヴィネット」 フィギュアの表現にもご注目下さい。

○食玩ブームの終焉とその後
爆発的な勢いでその市場を拡大していった食玩でしたが、次第にその勢いは失速し、市場も縮小してゆきます。 海洋堂が食玩の開発を通じて培ってきた中国工場の生産、 塗装技術は結果としてフィギュア業界全体のレベルを格段に上昇させることになりました。現在海洋堂は博物館や動物園、 水族館などのミュージアム限定フィギュアの製作にも精力的に取り組んでいます。最近開催された「阿修羅展」 の公式フィギュアは大きな話題となりました。その精巧さは大英博物館にも認められ公式グッズとしても販売されています。

○入館者プレゼント
ミュージアムへ入館された方にはかつて発売されていた人気食玩をプレゼント。 入館時にもらえる専用コインを使ってガチャポンでゲットしてください。



